花瓶を壊したのは僕じゃない
ケーキを食べたのは僕じゃない この道をまっすぐ行けばいい 幽霊なんてこわくないよ
まさに僕は未知数で 無限大を信じてる
パンを盗んだのは僕じゃない この薬を飲めば治るさ 狼なんてこわくないよ
まるで僕は良い子で 嫌になるくらい良い子で
口をとじれば息絶えだえ
ついていいから騙したり 可愛い裏切りをあげよう 端から裏返せばいいのにね
あの日没まで 決まりをなくしてしまおうって 言ったのは神さまだから そうでなくても 善の裏側があふれた手の上 悪の逆さまにまみれたこの肺
君は許してくれるだろう 馬鹿ばっかりだって 笑ってくれるよね
嘘だって ねえ
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